新年は新しいボトムスで運気アップ！？お正月にはぜひエミネントのスラックスパンツを新調してみてください

日本の年末年始には数多くのしきたりがあります。年越しそば、除夜の鐘、お節料理、初詣など、一年の始まりのお正月は年中行事の中でも別格ですよね。お正月ならではの過ごし方は多々ありますが、新年を新しい衣類で迎えるというのも古くからの習慣の一つです。新しい年神様を迎えるにあたり失礼のないように…と、下着や靴下、洋服など、身に着けるものはお正月用の新品を揃えることが、古き良き時代のお約束事でした。

今の時代、全身まっさらで元旦を迎える人は少数派になりましたが、直接、肌に触れるパンツや肌着、靴下類だけでも新しいものを用意して、新年の厳かな雰囲気を味わっているという方はまだまだ多いはず。パンツや、靴下など、やはりボトムスに気をつかうと、なんだか姿勢が正される思いがするのはわれわれズボン屋だからでしょうか。

今年のお正月は、おろしたての下着を身に着けるとともに、新しいスラックスパンツをボトムスの仲間に加えてみてください。

真新しい下着でお正月を迎えるのは何も日本だけではありません。日本とは少し趣は異なりますが、世界の国々でも下着に関係するお正月の風習があるのです。

たとえば、大晦日に赤の下着を身に着けて年を越す習慣がある国はイタリア、中国など。どちらもスラックスパンツの生産大国として有名ですよね。中国、スペインではお正月に赤の下着を着ると福を呼び込むと考えられています。イタリアでは大晦日に親しい人に赤い下着を贈り合う習慣があるそうです。幸運を意味する赤い下着は自分で買うものではなく人からプレゼントされたものでなくてはならず、大晦日に身に付けた後、元旦にはその下着を捨ててしまうのがルールなのだそうです。捨ててしまうのは、サスティナブルが叫ばれる今の時代にもったいない気がしますが、やはりボトムスに気を使う国には共通点がありそうです。

2022年FIFAワールドカップサッカーで見事優勝をはたした記憶に新しいアルゼンチンをはじめとした南米諸国では、新年の下着カラーに一年の願いを込めます。お金持ちになりたい人は黄色の下着、恋愛成就を願う人は赤の下着、神聖な気持ちで幸運を願う人は白の下着、といった具合。なかには赤と黄色の重ね履きというツワモノもいるようですよ。