ネットで購入したスラックスの裾上げはこうする!|紳士スラックスの専門メーカーエミネントが解説
スラックスの裾上げ方法とは?
シングルやダブル、チノパンはどうしたらいい?
ネットでスラックスを購入をする場合の裾上げってどうしたらいいの?・・・注文時に裾上げをやってくれたりしますが、自分の股下サイズがわからないから、そのまま購入した場合、困ってしまいますよね。お店に頼むか自分でやるか。気負わずボトムスファッションを楽しむ。おしゃれは足もとから。簡単にできるスラックスの裾上げについて解説します。
簡単にできる!スラックスの裾上げ方法 【長さと裾デザイン】
スラックスは長さが重要!
スラックスは裾の長さが重要です。
長すぎるとだらしなく、短すぎると不格好に見えてしまいます。
自分にジャストな長さを見つけましょう!
スラックスがきれいに見える裾の長さとは?
人間の脚の長さは人それぞれ。
ズボンの裾の長さも人それぞれ!
スラックスは必ず試着してから
裾上げをしましょう!
スラックス裾上げのポイント【長さ】
実際に靴を履いて位置を決めるのがおすすめです。ヒールの高さもありますからね。
人により好みもありますが、靴を履いた時に、 スラックスの裾にクッション(たるみ)が入るか入らないかくらいがおすすめです。横から見てくるぶしを基準にするのが、スラックスの裾を測る基本。
では、裾の形状の種類と、それぞれに合った長さはどうなのか?
一般的にスラックスの裾のデザインは3種類。『シングル』、『ダブル』、『たたき』です。
以下にそれぞれの裾デザイン別に、長めか短め、どちらがおすすめなのか解説します。
シングル
スーツのスラックスや、フォーマルな場面で広く一般的に使用されることの多い『シングル』。海外では『ストレート』と呼ばれることも。裾の長さは、お好みで長くしたり、短くしたり自由に楽しむ日本人には最も馴染みのある仕上げ方。
ダブル
おしゃれ裾上げの代名詞『ダブル』。和製英語なので、海外に行ったときは『ターンナップ』と言わないと伝わりません。フォーマルな場面ではNGですが、スーツやチノパンでも、センタークリースをつけるのを忘れずに。長さは、ノークッションにするのがおすすめ。くるぶしが隠れるか、隠れないかぐらいの長さにして、ジャケパンスタイルを軽快に演出します。
たたき
チノパンなどカジュアルなパンツに用いる裾上げ方法。ジーンズはこの仕上げ方になっているので、『ジーンズカット』としても有名。ジーンズで馴染みがあるので、想像できるかと思いますが、長めにしてロールアップしてもよいです。また、ノークッションにしておいて、夏にはロールアップするのもおもしろい着こなしです。様々なアレンジが楽しめるので、カジュアルなパンツには俄然おすすめの裾上げ方法です。
スラックスの裾上げの長さはウエストの位置が重要
先に長さの話をしてしまいましたが、裾上げの長さを決める前にウエストの位置をいつもの位置にしましょう。これ、意外と見落としがちです。 買ったばかりのスラックスですが、しっかり普段着るようにベルトも使用して穿くのがおすすめです。男性は腰骨の位置なんて言われますが、股上が深いもの、浅いものによってウエストの位置は変わってきますので、腰骨の上であれ、下であれ、自分が穿いてしっくりくる位置が正解です。
スラックスの裾の長さを決めるのはその後です。きちんと測ったはずなのに、裾上げの後に、長くなった、短すぎたという場合は、ウエストの位置が悪かったというケースがほとんどです。ウエストの位置というのはそれほどまでに重要なのです。
裾上げ、丈の長さを決めるポイント
裾上げの長さは、人それぞれといえどやはり気になるのは、購入したスラックスは、長めがいいのか、短めがいいのか?だと思います。
紳士スラックスの専門メーカーのエミネントとして、流行に左右されず、不変的な基準としていえることをお伝えします。
迷ったらお気軽にお電話くださいね。
細めのズボンは短め
短めにするとスッキリして、脚長効果が期待できます。
逆に長くしてしまうと、靴に引っかかって足元がもたついた印象になってしまいがちになります。
太めのズボンは長め
最近流行りの太めのズボンは、長くしてもいいです。
短くしてしまうと、裾の収まりが悪く、あまりおすすめではありません。
とはいえ、クッションが沢山できてしまうほど長くすることは避けましょう。
裾幅が広いと、くるぶしが隠れるぐらいの長さにすれば、ワンクッションほどで収まるはずです。
装いのイメージを裾に表現しましょう!
お客さまからのよくあるお声として、「購入したスラックスは細めだけど、あまり短いのは好きじゃない・・・。」「足が短いから、少しでも裾を長くすれば脚が長く見えるのでは?」「若い人が裾を短く穿いたらカッコイイのかもしれないけど、おじさんが短くするのはちょっと・・・。」などがあります。
これ全部勘違いであることがほとんどです。
まずは、裾デザインのイメージをご覧ください。
シングル仕上げイメージ
ダブル仕上げイメージ
たたき仕上げイメージ
いかがでしたでしょうか?
購入したズボンは、フォーマルなスラックスか、カジュアルなパンツかによってまずは裾デザインが変わってきます。
・フォーマルな装いにはシングルか、ダブル。
・カジュアルなイメージの強いたたき仕上げ。
かと思います。購入したズボンはどちらでしょうか?また、なりたいスタイルのイメージは??
細めのズボンは、フォーマルなスラックスタイプであれば、多少長めでもよし。カジュアルなパンツなら思い切って短めがおすすめ。それでも不安なら、たたき仕上げにして、ロールアップで気分を変えてみる。
裾が長くたるんでいると、足元が詰まって見えてしまうので逆効果。センタークリースの歪みが短足を強調してしまう。
年齢に関係なく、股下サイズをきちんと採寸し、身体に合った装いをボトムスで表現できてこそ紳士。
・フォーマルなら長め。
・カジュアルなら短め。
がポイントになってきました。ズボンの丈の長さは、いままで気分で決めていた!という人も、こちらのポイントを押さえて決めてみると、もっとお気に入りのズボンになるはずです♪